デジタルサイネージとは、モニター画面を通してさまざまな情報を発信していくことを指します。最近では多くの場面でこれが活用されているので、目にしたことのある人も多いはずです。例えばレストランの入り口付近に置いているメニューの表示であったり、コンビニやスーパーマーケットの特売情報を流していたり、大きなオフィスビルの受付付近に案内板として置かれていたりと用途は多岐にわたります。デジタルサイネージのメリットは何かというと、大きくふたつあり、情報の更新性の良さと人目を惹きつける力があることです。

前者については、印刷物などで対応すると一部の情報を変更したい時にも全体を変えなければなりません。ポスターなどであればそこまで大した費用にはなりませんが、看板などを作った場合には変更の手間や費用は大きなものになるので、更新性を考えればデジタルサイネージを使うメリットを理解できます。レストランのメニューなどは手書きのブラックボードなどを使っている場合もありますが、手書きのデザインに関する技術がある人が必要になるのでその人手を確保しておかないと品質が落ちてしまい、伝えたいことを伝えられないという事態に陥ってしまいます。また後者については、デジタルサイネージであれば画面の情報を何秒かおきに切り替えて発信したり動画を流すことが出来ます。

場合によっては音声付きの動画も流せるので、ただの看板などよりも注意を引き付け発信している情報に目を向けさせられます。