デジタルサイネージを使う

デジタルサイネージとは、日本語で言えば電子看板とでも呼ぶものになります。従来型の看板とは、板状のものに文字や数字、絵柄やロゴマークなどを描いて掲示するわけですが、これを電子的なものに置き換えようというわけです。とはいっても別に難しい話ではなく、基本的にはスマートホンやタブレット、パソコンの画面上で静止画や動画を表示させることと変わりはありません。要するに、木やプラスチック、金属でできた看板に描く代わりに、ディスプレイ上に映し出すことで役目を果たさせようとすることになります。

映し出すコンテンツは事前に作成しておいた上で、メモリ-カードなどに入れてそのディスプレイに直接接続する方法と、ネットワークを通じて配信する方法とがあります。このように、基本的には私たちが普段目にしているようなディスプレイを利用するものではありますが、もちろんデジタルサイネージが全くそのままで使えるとは限りません。例えば、デジタルサイネージは屋外で利用されることも多いでしょうが、その場合には輝度の問題が生じます。十分に明るくないと、太陽の明るい光の元ではくっきりと見えなかったりすることもあるわけです。

もちろん解像度とかディスプレイの大きさの問題もあるかもしれませんし、屋外で直射日光に当たったり、風雨を受けたり、埃が屋内よりは多いといった電子機器にとっては苛酷と言える環境でも故障せずに動作する信頼性も求められることになります。

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